押尾コータロー 15th Anniversary Special Live 「Anytime Together!!!」ハートに響く音楽に15年の思いをはせる

コンサート会場のパネル

いつか心の音色を奏でたい、そんな気持ちの岩見ですごきげんよう。

押尾コータローというギタリストのコンサートに行きました。
そこで聞いた演奏はとても心に響き、さまざまな思いをわたしの胸いっぱいに抱かせました。

今回はそんなギタリストとコンサートで感じたことの話です。

目次

ギタリスト、押尾コータロー

押尾コータローというギタリストがいます。
バンドは組まず、ステージにひとりで立ち
1本のアコースティックギターでさまざまな音色を奏でる人です。

フィンガーピッキングと呼ばれる奏法を駆使するスタイルは、わたしが知っているギターの姿とははかけ離れていました。
「ギターってこんな弾き方もできるのか!?」と純粋に驚いたことをいまだに覚えています。

今回、そんな彼の15周年記念コンサートが開催されました。
幸運にも誘ってくれた人がいたのでチケット入手をお願いして行ってきました。

コンサートの広告

東京公演の会場~Bunkamuraオーチャードホール

コンサート会場は渋谷にある「Bunkamuraオーチャードホール」です。
開演時間である18時30分に間に合うように会場に向かいます。

コンサート会場看板

入り口には多くの観客がいました。
1階から3階席まで埋まっているのですから、それはもう大人数です。

観客の年齢層は想像より高く、40~60才くらいの人たちが半分以上を占めているように見えました。
もちろん、20台の若者もいましたし、70近いのではないか(でも、むちゃくちゃ元気)という人もいました。

笑いあいながら話す人たちを見て、幅広い年齢層が彼のことを慕っているのだと分かりました。
わたしはこのコンサートに誘っていただいた方と合流し、開演まで近況報告をしながら楽しく時間をすごすことができました。

押尾コータローが弾くギターの世界

押尾コータローというギタリストは、一本のアコースティックギターで音楽の世界を作り出します。

彼の演奏の特徴はアコスティックギターとは思えないほど多くの音を出すことです。

アコースティックギターのオーソドックスな弾き方はもちろんのこと
ドラムのように音を出し
ベースギターのようにリズムを打ち
エレキギターのように激しくかきならす。

たった1本のギターとは思えない多くの音から成り立つ広い世界。

音の重なりと静まる余韻を織り交ぜながら
誰にもマネできない世界を、手に持ったアコースティックギターで作っていくのです。

ギターを弾く人

15周年記念の演奏を聴いて感じた空気感

今回のコンサートは「Anytime Together!!!」というタイトルがついています。

活動15周年という節目であると同時に「いつでも一緒に」という願いが込められていると感じました。
それはファンとギターと音楽、そしてファン同士の繋がりのようだと感じました。

コンサートでは古い曲から新しい曲まで多くの曲が演奏され、皆が耳を傾けていました。

ギターを奏でる

押尾コータローの演奏には歌はありません。
だからイメージが歌詞に引っ張られることがありません。

押尾コータローの演奏にはバックバンドがいません。
だから彼一人を見て、その曲に集中することができます。

押尾コータローの周りには多くのスタッフがいます。
照明ひとつの演出や音色に効かせる音響が最高のステージになるように調整しています。
わたしたち観客が演奏に没入できるのは、まさにそうしたスタッフたちの努力の賜物でしょう。

スタッフさんの協力

アップテンポの曲
スローな曲
ひとつひとつに多くのメッセージが込められているのだと思います。

情緒的な曲
情熱的な曲
大切な人に向けて作った曲
自分の無力さを知ってなお前にむかおうとした曲

ギタリスト、押尾コータローはそうした曲をコンサートの中で演奏していました。
演奏者と観客がとても近い、親密な空間となっていました。

彼の音は、とても優しくて、エンターテイメントにあふれていました。
音楽を通じて胸に一杯の感情をもたらし、自分の心の内に踏み込んでいく。
15周年という記念コンサートは、そんな「人の歩み」を彷彿とさせるものでした。

まとめ~音楽と心の対話

ひとつひとつの曲を聞きながら
メロディラインに込められた思いに自分を重ねていました。

彼にとっての15年があるように、わたしにとっての15年を振り返りながら耳を傾けていました。

心に灯る火

コンサートに来て、ひとりのファンとして曲を聴きながら
気がついたら、曲を通じて自分の心と対話をしている自分に気がつきました。

「音楽は感情にダイレクトに響く。」
そんな話を先日ある方がおっしゃっていました。
まさに音楽が感情や心に響く素晴らしいコンサートでした。
パシャリと一枚

<外部リンク>
押尾コータロー 15th Anniversary Special Live 「Anytime Together!!!」
押尾コータロー オフィシャルサイト

・コンサートに誘ってくれた「みうら雪絵」さんのブログはこちらです。
和の森 | コミュニケーションの森のマザーツリー